Postsecret Appの専用サイトはアプリローンチマーケティングの王道
Postsecretというプロジェクトを知っていますか?
2004年よりスタートした本プロジェクトのコンセプトは
「匿名で自分の秘密を共有する」というアートプロジェクト。
手作りのポストカードに「後悔」「恋愛」「犯罪」「ドラッグ」などの誰にも
言えない秘密を載せて共有するというもので、
寄せられたポストカードはすでに300,000枚を越え、書籍はベストセラーとなり、
Facebookのファンは100万人を越え、Twitterのフォロワーは420,000人を越えて
います。
そんなPostsecretがiPhoneアプリをリリースするとの情報をMashableでキャッチし、
そのApp専用サイトがあまりにもクオリティが高く、リリース前アプリマーケティング
の王道的な内容だったのでこちらにて紹介します。
サイトはシンプルで1枚のページ。
縦長なページにはサービス内容の様々な情報が掲載されています。
その一番TOPにはアニメーションで動くアプリのキャプチャ、その横にはアプリの
コンセプトを表すシンプルなテキストと3つのキーワード。
「Discover」「Share」「Connect」
このマジックナンバー3で明確に、シンプルにコンセプトを伝えるところが大事。
スクロールすると次にも定番のViral VIdeoが登場します。
ただこのVideoのクオリティがメチャ高い。先ずご覧あれ。
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=jJF4-x4Xz3U?wmode=transparent]
世界観はもちろん、何やらアプリを使って秘密を共有する利用シーンの息づかい
まで聞こえてきそうな完成度。
Viral Videoであれば「思わず誰かに共有したくなる」というのが大事ですが、
これは思わず共有したくなりました。
本アプリは9月にリリース予定とのこと。
ローンチをお知らせするためのメールアドレス登録窓もしっかり設置。
最近は登録やソーシャルサービスでの共有にインセンティブをつける例も
ありますね。ただPostsecretの場合はいたってシンプル。
ローンチマーケティングにおいては、いかにリリース前にメディアに掲載されて
ユーザーへの期待値を煽るかが重要なので、各メディア用にスクリーンショット
やロゴ素材などもバッチリ用意。
こちらもメディア掲載用のファクトデータ。特に母体となるサービスがあり、
ある程度実績がある場合はこのように数字で示せると良いですね。
リリース前にある程度の情報をリークしつつ、期待感をあおるというのは
ローンチマーケティングの王道ですが、情報をどこまで出すかはサービス
提供者の手腕が問われるところです。
Postsecretではすでにあるサービスのアプリ版ということで、極力情報は
露出しつつ、ツボを抑え、それぞれが高いクオリティで展開されいている
ので1日でも早くアプリを使ってみたくなります。
9月のリリースが楽しみ。
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