激化するモバイルコミュニケーションの世界にSamsungが「ChatON」をリリース
“FacebookがグループメッセージングのBelugaを買収して”メッセージング”に特化した
Facebook Messengerをリリース”
“全韓国人が使っていると言われるチャットアプリのKakao Talkが日本法人を設置し、
サイバーエージェントが出資”
“グループメッセージングの先駆者「GroupMe」をSkypeが買収”
“AppleはiOS5にて独自にメッセージングを強化した「iMessage」を発表”
このように国内外問わず、サードパーティー/プラットフォーマー問わず、モバイル
コミュニケーションレイヤーの一見ベーシックかつ普遍的な分野での競争が加速して
います。
これは、この分野がユーザーを選ばない普遍的でシンプルなニーズであり、もっとも
スケール感のあるフィールドだからであると思います。
そこにまた新たなビックプレーヤーが登場しました。
韓国が誇るグローバル企業であり、スマートフォンにおいてはGalaxyブランドによって
iPhoneに次ぐ地位を確立しつつあるSamsungです。
Samsungは自社のOSだけでなく、Android、iOS、BlackBerry、さらにWebからも
利用可能なコミュニケーションプラットフォームの「ChatON」を発表しました。
基本的なチャット機能はもちろん、AMSと言われるアニメーションを簡単に作って
共有できたり、とにかく全部入りという印象。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=EMPEm147BPo?wmode=transparent]
モバイルインターネットのシンプルで革新的な点は、何より離れた人といつでも
どこでも、同期/非同期でコミュニケーションが気軽にできるという点。
人とつながっていたい、触れ合っていたい、というのは人間の普遍的なニーズで
あり、それを時間と場所を越えて実現させることこそ、モバイルインターネット
やスマートフォンと言われているものの最も価値ある点だと思います。
そのスケール感やバリューに対してたくさんの企業がしのぎを削るのは当然の
状況ですね。ますます楽しみな分野です。
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