2011-08-27
独自のリコメンドエンジンとユニークなUIによって食事の発見を支援する「Ness」
Webの世界において近年追求されてきたパーソナライズドリコメンデーション。
購買履歴などからの絶妙なリコメンドでいうとamazon、検索のパーソナライズ
に関してはGoogleなど、様々な分野で日々リコメンドの精度は向上しています。
「Ness」はその中でも、より個人の趣味趣向が反映される「食事」という分野
において自分に合った食べ物/飲み物の発見をエンパワーするアプリです。
リコメンドのコアとなるのが「Likeness Engine」といわれる独自のアルゴリズム
で、FacebookやFousquareなどのソーシャルなデータも活用して精度の高い
リコメンデーションを実現しているとのこと。
また、アプリ起動時にはまず10のお気に入りのレストランのランク付けを
することによってリコメンドがスタートします。
また、本アプリのもうひとつの特徴といえるのがそのユニークな検索UI。
この状態でキーワード検索が可能ですが、画面を左右にスワイプすると
背景のカテゴリが次々と違うものに変わり、気になったカテゴリの部分の
写真をタップすると以下のようにそのカテゴリでの検索結果に遷移します。
(日本未対応のため結果が見れないのが残念)
基本的には今いる場所の近くのものが検索でき、距離や価格帯など細かく
設定することも可能。
パーソナライズドリコメンドをやるのであれば、相当高い精度でないと今の
サービス環境から考えるとユニークな存在にはなり得ないと思います。
Likeness Engineがどれほどの精度を追求していくのか、とても楽しみなアプリ。
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