5つのキーワードで見るサンフランシスコで感じたソーシャルマーケティング
TechCrunch Disruptへの出展でサンフランシスコ出張があっという間に終了。
実質4日間ですが、ソーシャルマーケティングに関して(リアルも含めて)
色々感じるところがあったのでメモ。
TechCrunch Disruptにおけるサービス群はもちろんですが、ローカル
ショップのマーケティングにおいてもFacebookの活用がかなりメジャー
かつカジュアルな手法になっている印象でした。
こちらの写真は画材や文房具などの老舗「Blick Art Materials」の店頭に
張られていたポスター。
Webサービス、モバイルアプリでの活用も含めてFacebookをリアルソー
シャルのプラットフォームとして使用することはかなり当たり前のこと
になっています。
もちろん、「I hate the Facebook」という人も少しいましたけど。
Facebookの圧倒的なインフラ感に比べると規模感やユーザーカバレッジ
では劣るものの、Tech系のマーケティングにおいては欠かせない存在に
なっている印象でした。
例えばDisruptの会場でもTwitterを使ったiPadプレゼントキャンペーン
などリアル→ソーシャルWebへの拡散を狙っているブースがいくつか見ら
れました。日本でも一時期流行った「Follow & Tweet」でプレゼントが当
たる、というやつです。
Facebookとのマーケティングにおける役割分担でいうと
“リアルタイムな情報拡散にはTwitter”
“ユーザーやファンとのエンゲージメントにはFacebook”
というのが今の正しい認識でしょうか。
QRコード
先ほどの「Blick Art Materials」の店頭ポスターにもありましたが、
「QRコード」がいたるところに溢れてました。日本で普及し始めたころと同じ
ような感じでとにかく付けた方が良いよね、という感じです。
QRコードからの導線としては、アプリでは直接AppStoreへ誘導したり、サービス
のTwitterアカウントやWebsiteへの誘導など目的に応じて既にしっかり使いこなし
いる印象。
逆にNFCは全くと言っていいほど無かったです。やはり端末の普及がネックになっ
ているみたいですね。
リアルイベント&パーティー
今回のDisruptの開催期間も近くで様々なイベントが開催されていました。
また、アフターパーティもセットでイベント側と連動し、イベント後のネットワー
キングの場としてポピュラーな感じです。
そういったイベントやパーティーにはだいたいスポンサー企業がついていて、
様々な形でユーザーとの接点をつくり、ブランディングやエンゲージメントを
試みている感じ。
例えば2日目のDisruptアフターパーティーのスポンサーはmailchimpという
サービスだったのですが、さりげなく無料でTシャツが置かれてました。
ステッカーやTシャツなどのグッズもこちらの人は好きですね。
特に押し付けがましい企業からのプッシュもなく、しっかりとファン作りを
意識していた気がします。この辺はとても参考になりました。
上記続きですが、ビジネスでのWeb上でのフォローは圧倒的にLinkedInなのですね。
リアルミートした人とのコネクトは日本だとちょっと前まではTwitterアカウント
を聞かれることが多く、最近は圧倒的にFacebookへ移行していますが、こちら
でFacebookはあくまでリアルな友達とのプラットフォーム。LinkedInを活用し
なくては。
以上、日本と大きな違いはないですが活用方法やトレンドの時差に関しては色々
ありますね。この”タイミング”はものすごく大事で、少しでもずれると効果的な
マーケティングにはならないと思います。このタイミングをつかむのは日本にいる
とちょっと難しいかもしれませんね。











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